あの人間の嫌な部分が垣間見える通勤電車にはもう戻れないと感じた

2016.06.22 (水)

東京までの通勤電車に乗らなくなってもうすぐ2年になります。

 

毎朝ほぼ同じ通勤快速に乗り、地下鉄に乗り換える。

乗った時はまだ田舎の風景だが、東京の駅で降りた途端にビル群が目に飛び込んでくる。

 

電車の中ではまず、座れるか座れないかの戦い。

誰が途中駅で降りるのか見定める。

いつも途中駅で降りる人の前の吊り革は争奪戦。

 

座れないなら座れないで、新聞、本を読む。

たまたま座れるようなラッキーな日があれば、途端に眠りに入る。

そんな事を14年も続けてきたのだと、いまはちょっと懐かしい気持ちになりますね。

その頃は、それ自体当たり前と思ってきました。

 

それが、定年まであと20年近くも続けるものだと。

何も疑わずに。

 

でも、ちょっと降りたってみたくなったんですよね。

突然と言うのか、今までの鬱積が噴出したのか。

降りちゃえって、いまの生活を。

 

その時はもの凄い恐怖でした。

毎日夜中に目を覚ます、それも2度、3度と。

起きては、心理学系やスピリチュアルな本を貪り、色々な人のブログも読んでみた。

読んで気持ちを落ち着かせようと思ったけど、20年以上も当然と思ってきた行為、いや子どもの頃からそれが当然と刷り込まれてきたことからの脱出なのだから、そう簡単には気持ちが晴れない。

 

常に重いものを抱え込んでいるような感覚。

時には立ってもいられないような気持ち。

凄く苦しかったなぁ。

 

でも、辞めることを辞められなかった。

 

 

兎に角苦しくても、辛くても。

自分に正直に生きようと。

それが正解かどうかはいまだに分からないが、ふとあれから2年経つなと帰宅時に軽自動車を降りたつとき感じた。

 

あの電車に乗って毎日通勤はもう出来ないなと。

 

これからも、もっと自分に正直に生きていこう!

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