千葉南端の駅前食堂でいただく海の幸と街の幸 内房線千倉駅菊川食堂
2017.07.31 (月)
昔はね~、特急が着くとお客さんで一杯になったの。
その頃は2階で喫茶店もやってってね。
夏真っ盛りの海水浴場の玄関口、千倉駅。
日曜日の夕方だというのに、海水浴客はおろか人もほとんど見かけない。
1時間に1本の各駅停車が来るのみ。
海水浴客が満載に乗り込んだ、特急さざなみが来ていたのはもう昔の事。
そんな駅前にある食堂、菊川食堂でおばちゃんと酒を飲みながらいろいろと話をする。
子どもも地元で職が無いから、東京にいってるの。
商店街も賑わっていてね。
いまでは、数件のみが営業中か。
ほとんどシャッター降りている。
冷酒をやりながら、クジラの刺身と鰺のたたきを頂く。
旨い。
食堂とはいえ、肴は良いものを出してくれる。
酒が進む。
そして店の方との会話があるからなおさらである。
これぞ旅の醍醐味。
地元の話、歴史を聴くことも、いや聴くことがより旅情を深めてくれる。
店に入ったら、座敷やテーブルに座らず、カウンターに居座り店の人と話をしようよ。
お客がいっぱいで忙しくしていたら、頃合いを見計らってね。
千倉の栄枯盛衰を知れた、愉しい時間でしたよ。
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