田舎暮らしで支出を減らす生き方を学びに栃木の非電化工房を訪ねてみました

2015.07.26 (日)

栃木県那須町にある非電化工房に見学ツアー行ってきました。

黒磯駅から車で20分ほどの山の中にあります。

 

かわいい建物が並んでいます。

それらは、そこで修業されているお弟子さんがストローべイルやアースバック造られた建物です。

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ストローベイルハウス(以下SBH)とは、ストローベイルと呼ばれる藁のブロックで出来た家のことです。地球温暖化など環境問題が深刻化する中、世界中で多くの人達が注目するようになって来ました。
SBHは単に環境に優しいだけでなく、永続可能という意味で、サスティナブルな建築といわれています。SBHの壁の厚さは50センチにもなり、防音断熱性に優れています。そのため夏の冷房や冬の暖房にかかるエネルギーが節約できます。また材料となる藁は、毎年世界中で生産される食料の副産物として大量に発生します

 

アースバッグとは、土嚢袋に土を詰めて積み上げ構築していく工法です。イランの建築家ナダー・カリリ氏により確立され、アメリカ・カルフォルニア州「Cal-Earth」にて本格的なワークショップが開催されています。様々なテクニックを使いドーム上に積み上げて行きます。日本でも本場で学んだ講師がワークショップを通してアースバッグビルダーの育成を行なっています。主に情報ワークショプの告知道具の販売等アースバッグ建築の窓口として日本アースバッグ協会を発足しました。

 

身の回りにある材料で造れる優れものです。

ヤギの小屋や最近オープンしたカフェ、畑の道具等を入れる小屋に使っています。

 

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畑にはある程度の自給自足が賄えるほどの野菜が作られ、卵を産む鶏、除草してくれるヤギもいます。

 

そして、ここの代表の藤村さんの発明品の数々とお金に頼らない(求めすぎない)生き方についてのお話しを聞けます。

発明品の除湿器、籾摺り器、ラジオ、浄水器等の数々。
ナイジェリアやモンゴルでの支援のための発明品。

その背景のお話し。

 

発明品その物も凄いが、ストーリーが面白いというか引き込まれてしまう。

困っている人がいる、何とかしてあげたいと思うとこから発明が生れる。
有るものと有るものを掛け合わせるのが発明。

 

そっか、でも閃きってなかなか出てこないよね。

藤村さんは40年も発明家として活動してます。
そうすると、頭の中にインプットしたものが結びつき、新たな物が生れるようです。

鍛錬、訓練の賜物。そして、何かしてあげたいという熱い気持ちが大切なんですね。

 

ソフトバンクの孫正義さんも起業ネタを毎日考えていたと聞いたことがあります。

ちなみに藤村さんはメモとか取らないようです。
頭の中に保存し、すぐに結びつきが出来るように。

そうすれば記憶の力も増すようです。

 

なるほど、合点だとの話が満載です。

そして生き方、働き方の話にも共感できました。

 

続く

 

 

 

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