日常を旅してみよう

ふと、酒屋でウイスキーのホワイトホースを手に取ってみる。
1本が800円台だったかな。

 

ま、凄くお手頃なスコッチウイスキーだけど、久々に呑んでみてあれ、そんなに悪くないなと言う率直な感想と、この酒とかアーリータイムスを良く呑んでいた学生時代を思い出したよ。

 

ふと、東京渋谷の宇田川交番近くの千歳会館にあった、北の家族withペンギンズバーでの夜を。
今からさかのぼること30年前近くはカフェバーやらディスコやら流行っていたよね。

 

派手目な電飾系統の装飾が流行ってたかな。
天井も床もキラキラのピカピカの、そして店の椅子は異様に高くて足をぶらぶらさしてたっけな。

 

お店の娘もみんな森高千里みたいな短いスカートはいてたような。

 

なんて事思い出してしまったよ。

 

今では年に1回行くか行かないかの渋谷の街、そしてセンター街。
店の前にカンカン鳴り響く踏切があったお店は何て名前だったかな。

 

ピアノが置いてあったディスコはどこだったかな。

 

なんて走馬灯の如く頭の中を駆け巡る。

 

いつも悶々としていた20代、あのことしか頭になかった大学生時代。
ホワイトホースを1本買っただけ。

 

わずか800円位のウイスキーを買っただけで色々渋谷を駆け巡ってしまった。
30年目の渋谷だけどね。

 

今はヒカリエなどの高層ビルやまだまだ終わらぬ再開発にどんどん変貌を遂げる渋谷。

 

新旧の渋谷を思い浮かべながら酒を呑む。

 

別に渋谷でも下北沢でも、六本木でも良いのだけどその酒を呑むことによって繋がる街ってあるよね。

 

大学時代はウイスキー、それからは焼酎、日本酒がメインで、ここ2，3年かなウイスキーも呑むようになった。

 

その空白の時間があるからホワイトホースを呑んで懐かしさを感じたのか。

 

700mlでわずか800円位でショートトリップ。
そしてつまみは稲垣潤一の246　3時AM。

 

https://www.youtube.com/watch?v=t6G_LYON3Hs

 

このフレーズが堪らなく好き。
愛に気づく暇もないほど～♬

 

若さゆえのいや若さの特権だよ。

 

渋谷で始発まで呑んで東横線の始発を待ったか、誰かの家に泊まりに行ったか。

 

たまには学生の頃に愛飲していた酒を呑んでみるといろいろ思い出されるね。
良く分からないラベルの極安の酒も良くの呑んで気持ち悪くなったこも多々あるけど。

 

あの頃に呑んでいた酒、明日会に行ってみようか。

 

懐かしの酒を思い出して。