郷土愛を感じられるのも甲子園 高校野球
2017.08.15 (火)
赤ヘルかと見間違えるほどの真っ赤な応援、赤鬼魂。
彦根東高校野球部の応援は凄い。
これぞわが街の誇りと言う感じだ。
さすが歴史ある街、彦根市の伝統校。
そしてこれぞ甲子園だと思う。
今回の夏の大会は殆どが私立で、公立高校は史上最少の8校。
私立も殆どが野球強豪校で、広い地域から選手が集まる処である。
公立だって、体育科のようなクラスがあると県内からとかの生徒が集まってくるが、範囲が違う。
いくら○○県の代表とはいえ、レギュラーメンバーにその街（市町村）どころか県内出身もいないことがある。
別にどちらが良いとか悪いとか言っているわけでは無い。
単純に野球のスキルを観るなら、プロに行きそうな選手がいるような私立の試合も面白い。
今年の4日目の試合なんて、野球を楽しむなら最高の日程である。
でも、高度な技術以外にも愉しめるのが甲子園。
今回の彦根東もそうだが。過去にも新湊旋風といわれた富山県の新湊高校、同じ港町の銚子商業高校等々、郷土の誇りが一挙に高まりを観られるのも甲子園。
アルプススタンドが赤一色に染まり、来れない人はテレビの前にかじりつく。
もしくは高校野球がみられる喫茶店に行くなど。
何とかして観たいと思わせるのも、郷土愛の強くでるわが街の学校。
どうしても応援したいと言うか、我が街の高校なんだから応援するのは自然である。
そんな郷土、我が街を感じられた彦根東高校の応援。
もう少し、郷土愛の感じられる高校が多く出てくると良いのだけどと、強く感じた応援シーンであった。
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