大阪の食の歴史と文化を知りたかったら、関東煮屋「たこ梅」に絶対に行った方が良い  大阪道頓堀 法善寺横丁

2019.04.25 (木)

大阪道頓堀にある、おでん屋「たこ梅」はおでんが旨い、建物が素晴らしい、お客さんがほとんど女性だったこともあり愉しい空間を過ごせました。

 

創業170年以上という建物が歴史を感じさせる。

 

この落ち着いた雰囲気、初めての人ならちょっと躊躇してしまいそうな威風堂々した佇まい。

 

こんな建物で一献を傾けられるのも良いです。
カウンターに座り、目の前では職人さんたちの動きを眺めらるし。

 

幾つかの枠があるおでん鍋には沢山の具があり、それなんですかなんて会話をしながらの注文。

 

プロの職人さんの動き、調理、そしてこれから提供されようとする具(料理)を観られるのも、カウンターに座る醍醐味。

 

お薦めのクジラのコロが、またまた絶品の味。

一串900円と超高級なものですが、1回どころか2回食べてみる価値はあり。
鯨の皮の部分らしいですが、しっとりとした食感とおでん出汁が相まって、これぞ酒にあう逸品。

 

そして熱燗も錫製の徳利?(タンポと言うそうです)で燗をしてくれる、燗酒のこだわりがまた良い。

 

店の長い歴史の重みが各所に沁み込んでいる、関東煮(だき)屋。

大阪に行ったら粉もんも良いけど、大阪の食文化も愉しめ味わえる「たこ梅」は是非訪れてほしい店で
す。

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