ここも秘境温泉だ 鉄道の街で出逢った油臭のするけど気持ちよい風呂屋 信越本線新津駅
五泉で思わぬ長いぶらり散歩をした後に向かうのは、新津。
今は新潟市秋葉区になる。
信越線、羽越線、磐越西線が交わり、機関区や車両工場、操車場もある鉄道の拠点である。
電車に乗っていると東京近郊でも車両に、新津工場なんてプレート見たことないですか。
だから新津駅前の商店街は、鉄道の街の演出です。
商店街のアナウンスが始まる前も、特急とかのアナウンス前に鳴っていた「汽笛一斉新橋の~♬」が流れてくる。
これは見事。
鉄道ファンだけでなく街歩き好きな人にも楽しく散策出来る。
その商店街を満喫しながら目指すは、新津温泉。
ネットでなんとなく新津の街を検索していたら、メリーに首ったけいや、もう目が釘づけ。
油臭??
秘境??
そのワードだけ堪らなくそそられてしまう。
新津駅から歩く事約15分。
真夏のぶらり散歩はなかなか辛いものがあるが、これも秘境のため。
住宅と工場とショッピングセンタに挟まれた空間にある新津温泉。スパがありそうな場所にある秘境の温泉。
簡単な看板。
簡易な建物。
わざわざ遠くからは来ないような環境だが、そこが良い。
地元の人がほとんど。
地元の人に知られている。
テル散歩はそう言う処を求めているのだ。
お風呂の湯はホントに油の匂いが漂っている。
そして湯の温度は熱い。
42℃位あるのだろうか。
ちょっと入ると、湯船の外で身体を冷まし、また湯に入る。
湯船は4人も入ればいっぱいの大きさ。
油の匂いとお湯の熱さで長い汽車旅も癒される。
好きでやっているのだが。
この温泉、鉄ちゃんならいやぶらり散歩好きなら訪れてみて。
事務所で携帯電話の充電をお願いし、おじちゃんとしばし談笑。
テレビでは丁度甲子園。
新潟代表の日本文理の試合。
野球から鉄道の街、新津の話を色々聞かせてもらう。
湯の熱さと人との触れ合いの温かさ。
これを求めて旅に出よう。
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