映画のワンシーンが思い出されるような街そして商店街 磐越西線新潟県五泉駅~北五泉駅
五泉駅からお隣の北五泉駅まで歩いてみる。
理由は三つ。
次の汽車まで1時間くらいの待ち時間がある。
ぶらり散歩で街をもっと見られる。
健康のため。
日の出食堂に入る前に、時刻表を片手に予定を練っていたが、その時間はわずか30分。
オーダーし調理、そしてそれを食す。
駅と食堂の往復で10分以上もかかったので、30分の時間では到底足りなかった。
そうなったらなったで、成り行き任せの風任せ。
それがぶらり旅の良い処。
その時々で調整すればよい。
北五泉に向かう道中は、住宅街とニット工場が混在している。
それも歴史ある工場の建物。
それを見ているだけでも飽きさせない街である。
そしてこんな看板も。
この書体、ジヤァナルの現代との書き方の違い。
これを観られただけでも、暑いさなかの汗をかきかきぶらり散歩の意味がある。
片道30分ほどで、北五泉駅に到着。
数分待ちで汽車がと思いホームに立つと、目の前をすり抜けていく車両が。
快速でした。
快速は北五泉を通過なんです。
そして次はまた1時間待ち。
と言うわけで、北五泉駅前をぶらり散歩を。
この辺りは、市の中心地に近く五泉高校を初め学校や商店街がある。
その商店街を歩いてみてびっくり。
映画のロケ地になるのでは。
尾道3部作の映画が思い浮かぶ。
学園もの、青春ストーリー。
五泉までの通りの両脇に並ぶ、歴史的建造物の商店街。
食堂も酒屋も雑貨屋も玩具店も。
見かけたコンビニもわずか1軒。
どこにもない、ここだけの商店が並ぶ商店街。
五泉だけの街並みを堪能できる。
後継者や郊外のショッピングモールなど様々な課題があり、続けていくのも大変なのかもしれない。
ただ、一通りすがりの者から見れば、この商店街はずっと続いてほしい。
この街並みがある五泉の人々が羨ましい。
そう思わずにはいられない、五泉のぶらり散歩であった。
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