城崎にて酒屋で酒を呑む 山陰線城崎
城崎にて酒を呑む。
また、愉しからずや。
城崎は有名な温泉地だけあって、これまでの降り立った街では一番の賑わい。
年末という事もあろうが、12月21日の平日にこれだけの人がいるんだとちょっとびっくり。
城崎止まりの特急が多く設定されているのも納得といった感じ。
ここでは次の各駅停車が来る約1時間ほどのぶらり散歩。
駅前からのお土産屋さんから飲食店が立ち並ぶメインストリートは実に楽しい。
この時期は蟹を提供する鮮魚店や飲食店があり、山陰に来たんだんだと時間する。
そして読んだことは無いが志賀直哉の「城の崎にて」の世界にどっぷりつかる。
あくまで自分なりのイメージだが。
温泉街に流れる川を眺め、川の上を走り抜ける山陰線の踏切を眺める。
旅情感たっぷりの踏切に思いっきり余韻に更ける。
そしていつもの新しい街への訪問スタイル、酒屋さんへ。
その前に、但馬牛コロッケとメンチカツをテイクアウト。
日本酒に合うとかは別として、その街ならではの物を食するのが良い。
てらたに酒店は店頭で熱燗も提供してくれるお店。
但馬や香住鶴などを頂く。
どこの(街の)お酒なのか、地元では良く呑まれている酒なのか。
そして子どもの高校まで山陰線に乗って通学している状況の話など。
お店の方には年末の忙しい時期で商品の発送準備をしている時に、こちらは呑気に日本酒片手に地元の日常にたっぷりと浸らせていただく。
こういう話しが出来るのが酒屋さんなんですよね。
だから旅に出るなら、その街をより知りたいのなら呑み鉄をしよう。
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