旅の愉しみかた 看板の標識の見方を変えてみるだけで旅気分も変わる 山形県天童市北目

2018.07.03 (火)

天童にはメインストリートを一本それただけで、こんなに良いところがあったなんて。

 

冷麺を食べてから駅に向かう。

 

羽州街道をそのまま行けば良いのだけど、それじゃつまらないでしょ。

 

住宅街に入り見つけたのがこの標識。

ひっそりと目立たぬように道標をしてくれている、この標識が愛おしくも感じるよね。

 

 

松尾芭蕉がここを通り山寺へ行き、あの歌を詠んだのか。

岩にしみいる蝉の声~なんて事だから、凄く暑かったのだろう。

その頃の山形も。

 

ここを古(いにしえ)人が通ったなんて思うだけでワクワクする。

 

普通の住宅街なんだけど、標識一つで景観も変わる。

通りの住宅も昔からの屋敷のような所もあり、ここが街道沿いだった雰囲気を醸し出している。

 

ブラタモリではないけど、ちょっとした道の屈折も気になってしまう。

 

この通りには旧東村山郡役場も置かれて、この通りは地域行政の中心もになっていたんだろう。

 

訪れた日は施設が休館日で入ることは出来なかったが、それでも建物と雰囲気を味わえただけでも十分に満足なんです。

 

何気なくひっそりと存在する道が歴史的な通りだった知るだけでね。

 

そこから羽州街道に出て、またもやこれもひっそりと商売しているお店を発見。

 

 

花輪コロッケ。

コロッケと言うと肉屋さんで総菜コーナーで売っているイメージでしょ?

 

ショウケースの端っこがコロッケやとんかつ等が売っている。

でも、ここは生肉が見当たらずコロッケのみ。

 

コロッケ、串カツ、とんかつの3種のみの販売なんだって。

で、行った日は昼過ぎの13時頃だったが、すでに串カツととんかつは売れ切れ。

 

コロッケのみの購入となったのだけど、どうですこの店内。

昭和の時代を思い出される雰囲気。

レトロ感、日常観満載の店内。

 

 

色々とメディアに掲載されているようです。

ほっとかないよね。

この花輪コロッケは。

 

子どもが小遣い握りしめて、買いに来るシーンが思い出される。

値段と言い、店と言いこのような日常を感じさせる店がずっとあって欲しい。

 

コロッケ4つを購入し駅に向かう。

 

さすがは将棋の駒の名産地、駅前には資料館や、その場で将棋を指せる所もあった。

 

是非天童に来たならフリーで将棋を指したいよね。

 

何かを観る、食べるだけでなく体験するってことも大切かな。

 

とか言いながら、今回は時間が無いため指せずに帰りますが。

旨い下手は関係なくね。

モノよりも経験、体験だよ。

 

 

花輪コロッケをおつまみに新幹線で家路に向かう。

ビールがより一層旨く感じた天童の1日であった。

 

 

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