日常を旅してみよう

まだまだ滞在していたい鹿角花輪をあとにして、花輪線に再乗車。

もっとゆっくり滞在したいしこの街の夜（呑み）もしたいし、鉱山跡やちょっと足を延ばして小坂町などにも行きたいしなど、後ろ髪をひかれる気持ちでした。

数少ない花輪線の時刻表に合わせ、向かうは大館駅。
とは言っても今回は乗り換えのみの立ちよりなんですが、1時間ほど時間が空くので街散歩です。

呑み鉄旅って、乗り継ぎがうまくいったらいったで時間が有効に使えますが、乗り継ぎ時間があれば街歩きや、ちょっとお店を覗くなんてことが出来ます。

要は考え方ですね。

大館市は秋田犬、まげわっぱ、焼き鳥等でブランド化されている比内地鶏で有名です。

比内地鶏の看板見るとついつい惹かれてしまいますよね。

そして高校野球の話題としては、2011年に２１世紀枠として大館鳳鳴高校が出場してます。

大館までの車内もこんな感じです。

呑み鉄的にはのんびりして良いんですが、経営的にはいろいろあるんでしょうね。

途中で十和田南駅につきます。

この駅以前は毛馬内駅でしたが、十和田の観光窓口と言うことで十和田南になったとか。

その間には末広とか言ってたそうですが、この毛馬内って響き良いでしよね。

凄く惹かれるんですよ。

今でも祭りとか、銀行の支店とかは毛馬内と言うそうですが。
毛馬内も降りて歩いてみたい駅です。

酔い気分で汽車に揺られると大館駅に到着。
早速駅前散策です。

この大館駅、大館の中心地かと思っていましたがそれは東大館駅近くだそうで、ちょっと寂しい感じでした。

商店も銀行も見当たらない。

ちょっと呑み屋とバス乗り場がある感じですが。

ありました。
忠犬ハチ公像が。

駅前から見る人の多さには雲泥の差がありそうですが。
でも、この駅ならすぐに主人を見つけられそうです。

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この時代を感じさせるバスセンターも良い感じです。

そして見つけたのが映画館。

昔の映画館を復活させてたようです。
今回は残念ながら上映期間の中休みのようでしたが、空いていたら何とかして観たくなる空間です。

何年前かわからないが、ここが娯楽として賑わっていた頃を思い出させてくれそうな処。

今ではシネコンとかが郊外に出来、お客が流れてしまったかもしれませんが、こうやって復活しているのが良いです。

名画を観たいですね。
なんだろ、やはり自分が一番好きな「バクダットカフェ」を望みます。

ちょっとの乗り換え時間でしたが、こうやって心地良い気持ちにさせてくれた大館駅前。

ちょっと空いた時間、乗り換え時間に街歩きしてみると良いですよ。

きっと何かが見つかるはず。