台湾・九份はもと金山跡地だった過去を知って訪れてみるとより旅の感動が増すよ!
観光名所である台湾・九份は凄い人ひとひでした。
バスを降りるとそこは山の上、目の前には日本で慣れ親しんだファミリーマートが観光地・九份の景観を損なわない様にシックなデザインで建っております。
これまでの台湾のビール経験を活かし、ファミマの奥にあるフードコートでビールをいただきます。
飲食店でビールを置いてるところほんと少ないですから。
両脇に雑貨やまんじゅう、飲食の店がこれでもかと言うくらいびっしりと並んでいる小路を入っていきます。
江の島の土産物屋さんが並び路地がもっとカオスの状態とでもいうのでしょうか。
凄い人だし、店も多種に渡るし。
歩くだけで愉しいひと時です。
まるで人気の大学の学園祭に来たような高揚感。
何があるんだろう、どんなものが売っているんだろうか。
山あいに造られたこの街は金山の跡地なんです。
日本で言う夕張や軍艦島のような炭鉱跡地のようです。
ここが金山堀にはいる入り口ふきんなんですが。
金山跡地には2人しかいませんでしたが。
でもその後が凄い。
台湾の映画「悲情城市」でロケ地となり有名になったようです。
そして、千と千尋の神隠しに出てくる建物のモデルとされた、という事でも一躍有名に。
夕張も映画やドラマでロケ地となりましたが、日本の旧炭鉱の街とは比較にならないような人が訪れてきてますね。
山なので多少のアップダウンはありますが、歩いているとそんなことも忘れるほどの種々雑多が目に飛び込んできます。
この雰囲気にのみ込まれに行くのも良いでしょう。
でも、この場所がどんな場所だったか、どのような歴史があったのかそんな事を知るのも大切ですね。
この街も金山で働く人が集まり、寒村が賑やかになってそして繁栄し映画館を始め色々な娯楽施設ができた。
山に街を造成していくのも大変だったでしょう。
肉体労働で汗を流しそして、娯楽を愉しむ。
子どもは学校に行き、空き地で愉んだ。
そんな過去のストーリを知っていくと、より九份が訪れた街を愉しむことが出来るでしょうね。
ふと、金山の入り口や小学校を観てそんな事を感じました。
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